まずは15年、子育ての考察。

この春の良き日にこどもが無事に高校の入学式を終えました。

がんばって当初から行きたかった志望校なので、毎日楽しそうです。

 

この15年、こどもの教育でやって良かったことと大変だったことをまとめてみたいと思います。

良いこと、大変なこと、多面性があるのであえてそれぞれを分けてはいません。

 

・絵をたくさん描く

絵が好きだったので、欲しがるだけ紙や絵を描く道具を買ってあげました。
道具といっても、幼児用のおもちゃや色鉛筆や画用紙など一般的な文房具程度です。
ペンを持つ癖と集中力が身についたような気がします。
部屋はいつも散らかってましたが。

 

スマホは中学から

小学生のときはスマホを買いませんでした。

ちなみに、中学入学時にスマホを購入する際に下の子(小4)にも一緒に購入しました。これが大失敗で、下の子はスマホの世界にどっぷりハマってしまいました。一度ハマるとやめさせることはほぼ不可能です。
あと周りの子が購入するきっかけになってしまったのも申し訳なく、、、。

ある程度成長してから与えるのが妥当なようです。
中学では部活内LINEもあるので結構必須です。

 

・こどもチャレンジ

幼稚園の頃まったく字を覚えなかったので、少し不安になり始めたのがきっかけです。こどもをやる気にさせる仕組みがよくできていて、小学生低学年時には勉強につまづくこともなく、とても助かりました。

小5まで続けていました。

 

・塾選びは慎重に

中2の1学期で勉強につまづきました。夏期講習から塾に行くことに。
5つほど体験を転々として、こどもが行きたいと思うところが見つかるまで探しました。あと、入塾後にあまり効果が出なかったので、心を鬼にして塾の教室長と面談。
お互いのコミュニケーションがうまくとれるようになるまで、結構口をはさみました。半年くらいで軌道に乗りました。
約2年間ですが、相当な金銭的な出費になります。成果が出なかったと思うとぞっとするので、最初に親も頑張っておいて本当によかったです。

 

・英検の効果は?

準2級まで頑張って合格しましたが、学校の勉強や受験勉強に集中するほうがコスパはよかったかもしれません。大学入試までに目標を達成できればいいのかな、と感じました。(地域の難関校によっては英検2級に相当な価値があります。小学校の高学年時期よりちょっと調べてみるをおすすめします)。

 

・自分(親)も勉強する

たまたまなのですが、自分にも勉強ブームが始まりTOEICや歴史の勉強を始めました。
こどもに教えたり、普段の会話のネタにもなってとても良かったです。
また、僕はTOEICはスタサプEnglishを使用していたのですが、関正夫先生の授業がとってもわかりやすくて、まるで自分が発明した方法のように偉そうに、こどもにちょっと教えたりできたのは楽しかったですね。

 

吹奏楽部は大変・・・。

中学入学時にたまたま勧誘されて、入部をしました。後から知ったのですが、吹奏楽部が大変なのは結構有名な常識なんですね。僕は「ただ楽器の演奏するだけでしょ。」みたいな感覚でした。
とにかくこどもの拘束時間が長く、休みがない。あと時間の取り決めがルーズで練習やコンサートなんかは何時間も帰宅時間が予定より遅くなります。ちょっと社会人の感覚だと効率悪すぎ、前時代的すぎなような気がして、いまいち納得ができませんでした。
熱心な先生だったので、こどもは一生懸命で楽しそうでした。
高校でも吹奏楽を続けるとのことで、好きなことが見つかってよかったとも思います。
先生方や支えていただいた皆さんには感謝しかありません。
(自分の楽器がどうしても欲しいようで、、、時間もお金もこれから溶け続けるのでしょう)

 

まあこんな感じで、トライアンドエラーで進めるしかない子育てですが、ご覧になられた方の何かの参考にでもなればと思います。